蜜柑のプロジェクトverβ

シホンシュギ、ヒャハー

東浩紀、2011、3『サイバースペースはなぜそう呼ばれるか』河出文庫(東浩紀アーカイブス2)



読書中→一応、表題作を読了。
よくわからなかった。精神分析系をこれまで全く読んでこなかったことのつけか。
『一般意思2.0』への起源(ツイッター、民主主義2.0)があると著者自身が本論前書き部分で述べているので、今後再読。



目次

サイバースペースはなぜそう呼ばれるか
■論考
精神分析の世紀、情報機械の世紀-ベンヤミンから「無意識機械へ」-
想像界と動物的通路-形式化のデリダ的諸問題-
スーパーフラットで思弁する
■対話
精神分析の世界-斉藤環との対話
可視的なものの世界-村上隆との対話
謎解きの世界-法月綸太郎との対話1
      -法月綸太郎との対話2
■特別インタビュー
九〇年代を振り返る
■解説
東浩紀の情報論的展開について-濱野智史


表題作「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」(1997-2000)を読む。
■問い

メディア空間とは、あるいはサイバースペースとは、いったいいかなる性質をもつ「空間」なのだろうか。…本論ではいささか異なる視点をとってみたい。
筆者がここで試みるのは、むしろ、サイバースペースがいかなる空間なのか、というその問いを成立させる隠喩についての考察である。p.13

→p.15へ